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TPP(環太平洋連携協定)がいろいろ話題になってますね。

いろんな議論が飛び交ってあまりよくわからない部分があるので、
これから何回かに分けて整理していきたいと思います。

-----------------
まず日本での議論の始まりを再確認。

TPP自体は2006年5月にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国が加盟して発効していた。

しかし、日本ではメインの政策議題にはなっていなかった。

それが昨年(2010年)10月1日に菅首相が第176回国会における所信表明演説で突然話題にしました。

その演説では次のように表明しています。
私が議長を務めるAPEC首脳会議では、米国、韓国、中国、ASEAN、豪州、ロシア等のアジア太平洋諸国と成 長と繁栄を共有する環境を整備します。架け橋として、EPA・FTAが重要です。その一環として、環太平洋パートナーシップ協定交渉等への参加を検、 アジア太平洋自由貿易圏の構築を目指します。東アジア共同体構想の実現を見据え、国を開き、具体的な交渉を一歩でも進めたいと思います。

出典:http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201010/01syosin.html

TPP論議の論点の一つは、ここにある。
つまり、国内・政府内でなんの準備もすることなく、突然「参加を検討」すると言い出したことだ。
これが「参加の是非を検討」するという表現であれば、きっと違っただろうが、
最初から「参加」を前提として検討するという表現になっている。

しかし、基本的な物事の進め方としては、
①TPPの枠組みについてに分析・検討し、
②その上で将来起こりえる事態をいくつか推定し、
③本当にそうした方向に進みたいのかを熟議した上で
④参加の是非を議論するべきだろう。

TPPが突然ふってきた、という話は、民主党の議員も言っており、
TPPの中身以前に、こういう手続きで物事を決めていいのか、ということが、
問題になっている。

この辺の事情については、以下の「闘論」のサイトで、
民主党の篠原議員と自民党の林議員が語っているので、
まだご覧になっていない方はどうぞ。
ただし、これもいきなりTPPから農業問題に飛んでいるので、
その辺は要注意。

※『闘論(とうろん)~TALK BATTLE~』
#037“ニッポン農業”を考える ~未来の農業のカタチとは~
◆ゲスト    
    * 農水副大臣・篠原孝氏
    * 自民党政調会長代理・林芳正氏
    * 政策研究大学院大学学長・八田達夫氏
    * 月刊「農業経営者」編集長・昆吉則氏

http://www.dai2ntv.jp/news/talkbattle/tpp/index.html

 
以上、今回は問題のはじまりの問題の整理でした。

次回はTPPの文面の確認をします。

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