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ミニコミ資料館に行く

近頃は千葉に出没しています。

しかし、今日(2/4)は久々の池袋詣出。

お目当ては立教大学にある共生社会研究センターでした。
※共生社会研究センター
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/RCCCS/collection/collection_outline/

写真を撮り忘れましたが、このセンターは立教のミッチェル西館という名の
ただの一軒家の建物内にあるのですが、行ってみると外観が(内装もですが)
完全に普通の家だったので一瞬本当にここなのかためらいました。
なんでも普通の家だったのを買い取ってちょっとだけ内部を改造して
使っているそうです。

館内には全国各地で出されている/いたミニコミ誌がずらりと並んでいます。
基本的には見たい資料を検索して、それをスタッフの方に持ってきてもらう
というスタイルなのですが、本当にさまざまな資料があって興味深いのです。

ちなみにここに収められている資料は元は埼玉大学の共生社会研究センター
にあったものでした。

※埼玉大学共生社会研究センター
http://www.kyousei.saitama-u.ac.jp/top/modules/shiraberu/index.php?content_id=7


資料(冊子やビラや雑誌)を見るとマスコミを見てるだけでは
なかなか感じられない社会の、つまりは普通の人の動きが感じられ、
急に社会が身近になる気がするから不思議です。

例えば、『そよ風のように街に出よう』(http://www.hi-ho.ne.jp/soyokaze/
という雑誌(冊子)があります。

このミニコミは障害者(障がい者/障碍者/チャレンジド/ハンディキャップ
を持った人など)と呼ばれている人たちの日常を紹介しているような雑誌です。

ぼくはこのタイトルがなかなかいいなと思うのですが、
こうしたタイトルがつく背景には簡単には街に出られない/出られなかった
という現実があるようなんです。

例えばここのホームページに掲載されている記事の中には、
去年(2010年)、車椅子で居酒屋に行ったら
あからさまに拒否されたという話が紹介されています。
↓福本千夏「“制度”の中の障害者たち ・・ 24」

http://www.hi-ho.ne.jp/soyokaze/essay-fukumoto.htm


こうした日常の話を聞くと、自分が住んでいる社会がどういう社会なのかが
具体的に見えてきますね。

2005年にちょっとしたブームになった本に
スウェーデンの中学の社会の教科書がありました。

この本の中に紹介されている詩を皇太子が朗読したのをきっかけに
ちょっとしたブーム(?)になったのでしたが、
この本=教科書のタイトルがなかなかなんですね。

そのタイトルは『あなた自身の社会』というのですが、
今日見たミニコミこそは“あなた自身の社会”を教えてくれる
教科書だなと思った次第。

お近くの方、関心がある方は是非行ってみてください。

※『あなた自身の社会』
http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=4-7948-0291-9



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