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本日も快晴なり。

本日は午前中は自主活動=仕事ナシで、午後からはモクモクが企画した全国食育交流フォーラムに参加してきました。

初日の会場はあやま文化センター。ここの大ホールで基調講演とパネルディスカッションが行われました。

また、これの開催にあたって在京都のフランス領事からメッセージが届いていました。

基調講演はレモン洋子さんというフランス在住30年だったかになる人。演題は「フランスの教育ファームと味覚教育の魅力」でした。

教育ファームとは、主には既存の農家(酪農が多いよう)が、教育を目的として学校の生徒や一般の人を受け入れる農場のことを言うらしい。2008年現在、フランスにはそういう農場が1400あるらしい。

教育ファームには次のような4タイプがあるという。
(1)総収益の60%以上が訪問者からの収入になっている教育をメインとした農場
(2)総収益の60%以上が農畜産物からの収入で、訪問者受け入れを副収入にしている農場
(3)教育活動と農業生産がほぼ同等の農場
(4)学校や老人ホーム、治療施設などを巡回するタイプの農場(というかファーム)

パネルディスカッションには(2)にあたる酪農をメインにしながら教育活動もしている農場の方(フランス人のミシェルさん)が登場しました。その人のところでは、小学校の授業の一環として農場に来て食と農を学ぶ機会を提供しているようです。

一方、味覚教育については、ワインの分析家であるジャック・ピュイゼ氏が1970年代から自ら味覚学院を立ち上げ、味覚教育に取り組んでいた流れがまずあり、その後1989年にフランス食文化の普及のための国の機関が設立されました。フランス国立食文化評議会(CNAC)という名前のこの団体はフランス人の食生活が乱れ、アメリカみたいになっていっていることの危惧から味覚週間というイベントを1990年に始めました。

最近では10月の第3週目がそれにあたるそうで、味覚週間にはいろんなイベントが催されるそうです。例えば一流シェフが学校などに味覚のレッスンの出前をしたり、有名レストランが学生のために特別料金で味覚週間にちなんだこだわりの料理を提供したりするそうです。

一方、小学校などでは以下の12課で構成される味覚レッスンが実施されるそうです。

第1課 試食する時の5感/第2課 味覚/第3課 視覚/第4課 嗅覚/第5課 触覚と聴覚/第6課 香料/第7課 料理の準備/第8課 好きな料理/第9課 地方料理/第10課 食物の保存/第11課 食べ物の含有物分析/第12課 特別の日の食事

第12課の特別の日の食事については、レモン洋子さんの子どもの場合、地元で一番有名なレストランに子どもがみな招待され、大人同様の扱いで食事を楽しむというようなこともあったそうです。

この味覚週間のHPはこちら↓ フランス語なのでよくわかりませんが、眺めるだけでもなんとなく雰囲気がわかる、かなぁ?
http://www.legout.com/

その他、面白い話がいろいろありましたが、それらはまたおいおい紹介して行きます。

明日はフォーラム2日目。いろんな体験講座に参加します。


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