忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


関連死で自殺歯止めかからず 福島県内


福島民報 6月21日(土)9時12分配信

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が原因とみられる福島県内での自殺に歯止めがかからず、今年は5月末までに8人が命を絶った。内閣府が20日、福島市で開いた被災3県合同の初の自殺対策会議で明らかにした。平成23年6月の統計開始からの累計は54人に上るが、会議では原発事故という特殊要因を抱える本県に特化した自殺防止対策はまとまらなかった。

■50~60代に集中
 福島、岩手、宮城の被災3県の震災関連自殺者数は今年に入っての岩手、宮城両県はそれぞれ1人となっている。統計開始からの県内の自殺者は岩手県を24人、宮城県を18人上回っている。
 今年に入っての県内の自殺者は60代が最も多く4人、次いで50代3人、30代1人となっている。原因・動機別(複数選択)では、「健康問題」が最多で5人。「家庭問題」と「経済・生活問題」がそれぞれ2人だった。

■「特殊事情考えて」
 合同会議は、被災3県の関係者がそれぞれの取り組みを紹介し、自殺防止につなげるのが狙い。内閣府をはじめ被災3県と各県の市町職員、被災者支援の民間団体関係者ら約40人が出席し、非公開で開かれた。
 席上、宮城県内の仮設住宅で行われている訪問活動の事例などが報告された。行政と民間団体が「心のケア」の必要な避難者について情報を共有し、一丸で対策に当たる必要があるとの意見で一致した。原発事故により古里への帰還時期が見通せず、避難者が精神的に追い込まれている本県のケースも紹介されたが、対応策は取りまとめに至らなかった。
 会議終了後、内閣府の担当者は、本県向けの対策について「自殺の背景を見極める必要がある」と説明し、早急に対策を講じる考えは示さなかった。一方、県内の出席者の一人は「国は福島の特別な状況を考慮してほしい」と求めた。

福島民報社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00000001-fminpo-l07

拍手[0回]

PR
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

 

フリーエリア

【東日本大震災関連リンク】
政府救援情報のポータルサイト
Yahoo 救援総合サイト
支援団体ネットワーク
避難生活アイデア集
【東電原発事故関連リンク】
全国の放射能濃度
放射能濃度の可視化
福島第一原発の状況(原産協会)
首相官邸


 

最新CM

[10/16 ブログ主]
[12/28 ブログ主]
[12/28 ブログ主]
[03/27 しょう]
[02/03 ミノムシ]

 

プロフィール

HN:
風見ふう
性別:
非公開
自己紹介:

 

ブログ内検索

 

カウンター

 

アクセス解析