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一斗缶ロケットストーブを製作

昨日の話ですが、昨日書くのを忘れてたので今日アップします。

昨日(3/31)は震災被災地に持ち込むための調理用一斗缶ロケットストーブを製作しました。

実は10日前から宮崎に滞在しているのですが、
いろいろな経緯で来週あたり(未確定ですが…)から災害支援のために
宮城に入ることになりました。

ネット情報によると
現地ではまだガスが通っていないところがいっぱいあるようなので、
自炊用ともし誰かしらが必要とした場合のプレゼント用に
一斗缶ロケットストーブを作ることにしたのです。

材料となる一斗缶は地元にあるスーパーからもらってきました。


材料は一斗缶のほか煙突の直管とエルボー(L字)、それから缶詰の缶。
それらの材料は義兄が持っていた余りものを使うことにしました。

まずは一斗缶に穴を開けるための印をつけます。
底から5cmほどあけて、エルボーにあわせて円を書きます。


この円の真ん中に釘とトンカチで穴を開けてから、
カナ切狭で放射状に切れ目を入れていきます。






放射状の中心の方は適当に切り落とし、残り部分は内側に曲げいれます。


煙突の外径に合わせながらきれいに穴を開け、
そこへエルボーをはめ込みます。


エルボーだけでは丈が足りないので、煙突の直管を切り取って付け足します。


煙突の総延長は一斗缶の縁から5cmくらい下に来るようにします。


ここで焚口の空気口と焚き物を入れる口を分けるための板を作ります。
材料はホールトマトの空き缶。

底と天井を切り離し、側面を一枚の板にして、焚口の直径にうまくはまるような
大きさに切り取ります。




ここで断熱材を一斗缶の隙間に入れます。
断熱材はいろいろあるんですが、ここでは灰を使いました。
灰は持ち運びするにも軽いし、
義兄宅では日常的に薪ストーブを使っているので灰がふんだんにあります。


煙突の縁から3cmくらい下まで灰を入れた後、
一斗缶の蓋に煙突に合わせた穴をあけて、上から蓋をしてしまいます。


これで出来上がり。

さっそく燃焼テスト。

やかんに1リットルの水道水を入れてどれくらいで沸くか試します。


5分くらいで沸くだろうと思いきや火の勢いが弱い。
5分待っても10分待ってもなかなか沸きません。

そこでお昼ご飯を挟んで再度燃焼テスト。

さっきは燃料として使った枝が生乾きだったので、
今度はパリパリに乾燥した枝を使ってみました。

そしたらロケットよろしく着火後1分半ほどでゴーという音がして、
すごい勢いで炎があがりました。




3分足らずでやかんの中からピキピキと沸騰し始めの音がして、
5分ほどで沸騰。6分もするとやかんの口からピーッと音が上がりました。


いやぁ、やっぱりすごいですね。
親指ほどの太さの乾燥した枝10本足らずでお湯が沸くという効率の良さ。
オール電化の台所よりも圧倒的に効率がいいですね。

これはぜひとも日々の暮らしにも取り入れたいものです。
そのうち田舎暮らしには必須のアイテムになるでしょう。

製作時間も1時間程度なので、ぜひ関心がある方は作ってみてください。
これで火を使うのが愉しくなりますよ。

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すごい!すごすぎますね。

  • posted at:2011-11-05 07:19
  • written by:やまちゃん
飲食店の廃棄する割り箸でも使えそうですね。
作ってみます。
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