国際協力NGOによる東日本大震災での支援活動について書いたブックレット。
ADRAジャパンの事例が特に重要。
p3-4
今回の震災で初めて民間団体が自衛隊や消防などの政府機関と協力して災害救援をした。
きっかけは9・1訓練
=静岡県で行われた防災訓練。
それ以前から「東海地震等に備えた災害ボランティアネットワーク委員会」の委員等になっていた。
p5
「この訓練は、民間人が自衛隊ヘリコプターに乗り込み、政府や自治体が行う訓練に参加するという日本で初めての試みとなった」
⇒内閣府の防災担当者らと人間関係ができる
⇒震災直後、そのとき知り合った国の担当者と、福島県庁で再会する。
⇒もう一人の担当者が宮城県庁で対応していると紹介され、宮城県庁へ。
⇒その担当者の依頼で対策本部の会議に出席。⇒被害の状況が詳しくわかる。
⇒避難所の情報収集とボランティアの情報について宮城県の関係者と内閣府現地対策本部をつなげる役割を依頼される。
⇒自衛隊のヘリに乗って石巻の沿岸部の避難所等を調査。
その後、この役割をJPFに引き継ぐ。
「政府被害地域・避難所現地調査チーム」とともに各自治体を回る中で山元町役場の現状を知る。
⇒内閣府の紹介という形で山元町の支援(特に役場職員のための炊き出し支援)に入ることになる。
↑内閣府の紹介がなければ町はアドラのことを知らなかったためこうした支援ができなかった可能性が高い。
【関連リンク】
ADRAジャパンの活動ブログ:
http://blog.canpan.info/adrajapan/category_28/10出版元HP:
http://www.waseda-up.co.jp/cat649/post-647.html[0回]
PR