今朝は昨晩遅くから降り始めた雨が少し残っていました。
食育交流フォーラム2日目の今日はモクモク内でいろんなワークショップや講演会が開かれました。その数19。
ぼくらはこれらの中から参加したいものに参加していいということだったので、1日中お勉強な日となりました。
ぼくが参加したのは以下のプログラム。
1.「原木シイタケ栽培職人に学ぶ」
2.「フランスの教育ファーム」
3.「豚半頭をまるごと食べる会」
4.「食卓の向こう側講演会」講演者:佐藤弘 西日本新聞記者
5.「デザインする すぐに使えるPOPセミナー」
どれも面白い話がたくさんでした。
まずは原木シイタケについて。
モクモクにはシイタケ体験プログラムがあります。
約30分のプログラムで①原木シイタケと菌床シイタケの違い、②なぜモクモクは原木シイタケを作っているのか、③原木シイタケの見学、④原木シイタケの栽培方法、⑤原木シイタケの菌打ち体験、⑥焼きシイタケを味わう、ということをします。
先ずは原木シイタケと菌床シイタケの違い。
こういうパネルがあります。↓
これに書かれていますが、菌床と原木では生長期間や取れる量がまったく違います。菌床のほうが簡単にたくさん取れます。
そのため日本におけるシイタケ栽培の9割は菌床栽培になっているとか。でも、そうして菌床栽培やっている人も、味は原木の方がいいと言っているらしい。実際に食べてみればはっきりとわかりますが、原木のほうが圧倒的にうまいですね。
モクモクでは味や香り、人の手をかけているといったことから原木シイタケをやっているらしい。
その原木シイタケのハウスがこれ↓
それから菌打ち(植菌)体験。今日、植菌したホダ木にシイタケが出始めるのは今年の12月あたりだそうです。
ちなみに植菌した後は、菌がホダ木によくまわるようにしばらく外で寝かせます。木の肌を押して木の皮がずれる感じがあれば菌が行き渡っていることなので、そうなると水に浸けたり、叩いたりしてショックを与え、しいたけが出てくるように促すのだとか。
また1本のホダ木からは休みを入れながら5~6回シイタケを取るそうです。ただ、この休息期間の見極めが難しいのだとか。
いずれにしてもすごい手間がかかってますね。
最後に試食。
これも焼き方があって、最初はシイタケの傘の裏を10秒ほどあぶり、その後はひたすら傘の上面を炎に当たらないように焼いていきます。そうすると傘の裏側のひだの部分に水分がにじみ出てきます。そうなったら食べごろです。一口食べた人からは「あ、うまい」という声が漏れてました。
とりあえず今回はシイタケの話のみ。
その他の話はまた別に書きます。
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