ジャーナリストの岩上安身氏が、2011年3月31日に京大原子炉実験所の小出氏にインタビューした時の動画を以下に貼り付けます。
【インタビュー要旨】
■政府のデータによるとずっと原子炉圧力容器に水を注入しているのに炉心の水位があがっていない。つまり、常に燃料棒が露出している。これは圧力容器に穴が開いていること。東電は記者会見で圧力容器の「下の方に穴が開いているイメージ」と言って認めた。
■これは要するに、冷却機能(ポンプ)が回復しても水が漏れ出るため正常の回路では冷却できないということ。となれば、今のように水を入れ続ける(=漏れ出し続ける)しか方法がない。そうなると延々と放射能に汚染された水が海に流れ続ける。
■ただし、水を入れ続けることでこれ以上の燃料棒が溶け出すのを防ぐことができれば、大量の放射性物質の放出は免れるだろう。
※補足:ここで政府のデータとは「平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故について」
http://www.kantei.go.jp/saigai/ と思われる
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