まだ東京にいます。
ここのところは毎日、支援物資をまわすための事務処理の
仕方をインド人の緊急支援の専門家の人から教わっています。
中三階級程度の英語力しかなく、
しかも話す方は旅人用英語しか知らないものだから、
片言に毛が生えた程度のコミュニケーションになります。
が、専門家の人はいい人でいろいろ察してくれて、
なんとかコミュニケーションがとれてます。
さて、今日は夕方から霞ヶ関の商工会館で行われた
第一回 震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議に出席しました。
※そのHP:
http://www.jpn-civil.net/辻元さん
湯浅さん
この連絡会議は今回が第一回目。
東日本大震災支援全国ネットワーク(市民活動をやっている人たちが
先日立ち上げたばかりの団体)が言いだしっぺで、
政府の各府省庁の担当者と支援を行っている団体等が一同に介して、
情報交換し、復興支援活動をより円滑にしていこうと開催されました。
宮城や京都からも参加があり、いろいろと参考になる話がありました。
印象的だったのは、
・被害は各自治体や政府だけではとてもカバーできないような状況。圧倒的にボランティア数が不足している。特にボランティアコーディネイターをする人が各地で求められている。
・個々の団体がばらばらに動いていては、必要なところに必要な物が届かないことが起こりうる。それぞれが連携して支援に濃淡が出ないようにする必要がある。
・仮設住宅の建設がかなり難航していること。平地がダメになっていて立てる場所がなかなかない。でも、国の担当者は直接メーカーに出向いたりして、被災地以外での建築の材料が足りなくなるんじゃないかというくらい大回転している。
・支援団体側は、同じような理由から活動拠点を確保することが困難で、それにかなり時間をとられている。廃校舎などを使えるようにしてくれないか。
・被災地によって食料の量や避難生活のレベルに差が出てきている。厳しい状態にあるところは具体的にどこのなんという避難所かを内閣官房に伝えてくれれば動く(辻元きよみ議員)
各省庁の職員もNPO側も不眠不休のような状態でみんな頑張っているようですが、それでも手が回らないほど被害がきわめて広範囲で深刻のようです。
会議の内容は下記ツイッターで見ることができます。
http://twitter.com/#!/NPOWEB
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