林業づいている最近。続いて『林業男子 いまの森、100年先の森』(山﨑 真由子著、山と渓谷社、2014)を読みました。
http://www.yamakei.co.jp/products/2814310330.html林業に関わる様々な人が紹介されていて面白かった。いろんな人がいるんですね。
章ごとに紹介されている人を見ていくと、
まず第1章は、 「東京チェンソーズ」。
これは、前の投稿で紹介しましたが、その本が出て以後に東京チェンソーズに「東大卒の林業ガールがやってきた!」そうです。また「年収1100万円からの華麗なる転身」してきた人も紹介されていて、おもしろいのはその人のエピソード。
都市生活かつ大手企業に勤めていた人が、檜原村に住んで気づいたこと。それは田舎生活をしていると支出がえらく少なくて済む(150万円ほどだったそうです)ことに気づいたと書かれている点。そして、相変わらず都市生活している家族がなんとお金を使う生活をしているんだ、と気づいたという点。
初めて知ったのは、
ウッドスタート宣言なるもの。こんなこともやっているんですね。
⇒
http://mokuikulabo.info/ws/ちなみに檜原村はこれからおもちゃの村を目指すそうです。
これは、ドイツのザイフェン村をモデルに考えたようです。
⇒関連HP:
http://www.seiffen.jp/seiffen第2章では、林業コンサルタント、古川大輔氏らが紹介されている。
古川氏は、古川ちいきの総合研究所という会社を経営し、林業コンサルとして日本中を飛び回っているという。
古川ちいきの総合研究所:
http://chiikino.jp/blog/古川大輔氏個人ブログ:
http://daisukefurukawa.blog18.fc2.com/その古川氏がかかわったという高野山の山づくりプロジェクトも興味深い。
共利群生という空海の思想を理念に掲げた山づくりをしていくとして、高野霊木というプロジェクトをやっている。
高野霊木HP⇒
http://chiikino.jp/koyareiboku/index.htmlまたその古川氏と一緒に仕事をしている岩井有加氏もなかなかアグレッシブっぽい。彼女が林業女子の生みの親っぽいのだ。
岩井氏ブログ:
http://yukaiwai.jugem.jp/林業女子のフリーペーパーfg:
http://fg-kyoto.jugem.jp/その他に紹介されているのが、面白い取り組みをしている彦根市の材木屋さん。
⇒
丸松木材:
http://marumatsu-mokuzai.co.jp/あと本に出てくる数々の会社等をランダムに紹介。
サウスウッド:耐火木造を採用した大型商業建築
http://southwood-ytmirai.com/about/トビムシ:森林にかかわるコンサルティングをしている会社
http://www.tobimushi.co.jp/青豆ハウス:内装をDIYできる都会の木造共同住宅
http://www.aomame.jp/summary/第5章では、割りばし、宮大工、林道作りに関わる人々が紹介されている。
ワリバシカンパニー:国産材の端材で作る安心の割り箸会社
http://warebashi.com/匠弘堂:京都の社寺建築にかかわる宮大工集団の会社。HPで宮大工の教えを公開した冊子をダウンロードできます。
http://www.kyoto-shokodo.jp/清光林業:道づくりのパイオニア
※農水省にある道づくりを紹介したPDF:
http://www.mlit.go.jp/common/000118400.pdf↑
ちらっと見たけど、これよりも福井の鋸谷さんの道づくりの方が、早くて安くていいような気がする。
関連HP:
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20100919/1.htmlhttp://www.shimz.co.jp/mokkou/topics/2013/22.html西粟倉も紹介されていますが、ここは
前に取り上げたので割愛。
こちらの本も面白かったですね。
[0回]
PR