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関わっている地域で行われている活動です。
ハンモックがほしい方はぜひ。

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漁網作りの技 「漁師のハンモック」商品化 気仙沼・本吉

気仙沼市本吉町大谷地区で、刺し網漁に使うロープでハンモックを作る漁師たち

 東日本大震災で漁船や漁網を失った宮城県気仙沼市の漁師たちが、漁網作りで培った技術を生かし、ハンモック作りに取り組んでいる。被災地支援で交流が芽生えた山形県最上町の松林寺住職三部義道さん(55)が「漁師のハンモック」と名付けて商品化し、購入希望が舞い込んでいる。まだ海に出られない漁師は、ハンモック作りで明日への希望を感じ始めている。
 ハンモックは縦200センチ、横80センチ。気仙沼市本吉町大谷地区の避難所や仮設住宅などで暮らす漁師10人が、網を編む技を応用して丁寧に仕上げる。材料は刺し網漁で用いるロープ。少々武骨だが、味があって丈夫なのが自慢だ。
 すべて手作業なので1日に10人で2個完成させるのがやっと。製作チームのリーダーで、大谷地区の清涼院で避難生活を送る紺野幸一さん(55)は「いずれ海に復活できるまで、少しでもいいから仕事して、いくらかでもつないでいきたい」と張り切っている。
 ハンモックを作り始めたのは7月半ば。避難生活で手持ち無沙汰にしている漁師たちに、外国人ボランティアが提案したのがきっかけだった。売るつもりはなかったが、漁師の一人がふと漏らした「漁師は山では暮らしていけないっちゃ」という言葉を聞いた三部さんが、わずかでも収入につなげようと商品化を思い立った。
 三部さんは僧侶として長年ボランティア活動に取り組む。震災後は避難所になっている清涼院に何度も足を運んで物資を届け、炊き出しを行った。ハンモック作りでは広報の役目を買って出て、売り込みに力を注いでいる。
 三部さんは「漁師仲間が集まって雑談しながら作業すれば喜びになるし、漁師として生きていく張り合いになると思う」とハンモック作りの狙いを話す。
 送料込みで1個1万円。申し込みは住所、氏名、電話番号を明記し、松林寺へファクス=0233(45)2833=で。連絡先は松林寺090(2276)3066。

2011年08月17日水曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110817t15003.htm

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