災害公営住宅で男性孤独死 石巻2例目
2015年10月06日 火曜日
東日本大震災の被災者が暮らす宮城県石巻市の災害公営住宅で5日、1人暮らしの60代の男性が死亡しているのが見つかった。死後数日が経過していたとみられる。市内の災害公営住宅での孤独死は、ことし2月に次いで2例目。
市によると、男性宅のポストに郵便物がたまっているのを不審に思った同じ災害公営住宅の入居者が5日午前10時ごろ、警察官の立ち会いで室内に入ったところ男性が寝室で倒れており、死亡が確認された。
住宅は1LDKタイプ。男性は市内で被災し、仮設住宅を経てことし4月以降に入居した。付近の住民によると、数日前から男性の姿を見掛けず、駐車場の車が動いた様子もなかったという。
市は災害公営住宅を最大4500戸整備する計画で、被災地では最多。入居者の高齢化が不安視されており、市社会福祉協議会などが見守り活動をしている。
市の担当者は「見守り活動に加え、災害公営住宅団地のコミュニティーづくりを後押しするなど孤独死の抑止を図る」と話した。
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151006_13038.html?
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